WordPressの記事に内部リンクを追加する作業を、Claude in Chromeに任せてみました。
やりたかったのは、既存記事の内容を変えずに、関連する記事へのリンクを3本追加することです。
結果として、3本とも追加できました。ただし、途中でブラウザの操作が止まったり、WordPressの編集画面で見えている内容と保存用の内部状態が一致しなかったりする問題がありました。
今回は、実際に行った操作と、失敗したところ、どう確認して進めたかを記録します。
1. 困ったこと:Googleに登録されていない記事があった
きっかけは、Google Search Consoleから届いた「ページがインデックスに登録されない新しい要因」という通知でした。
確認すると、インデックス未登録は17件ありました。理由には、noindex、リダイレクト、404、クロール済み・未登録、検出・未登録が含まれていました。
ただし、未登録のページがすべて問題というわけではありません。
月別アーカイブのnoindexや、HTTPからHTTPSへのリダイレクトは、意図した設定であれば修正不要です。
そこで、通常の記事のうち、次の3本を詳しく調べました。
Search Consoleのライブテストでは、3本とも「URLはGoogleに登録できます」と表示されました。
公開ページも正常に表示され、クロールやインデックス登録を妨げる明確な技術的問題は確認されませんでした。
ただし、実際にはまだ登録されていない記事がありました。
2. 使った方法:Claude in Chromeで調査と編集を分ける
今回使ったのは、Chrome上でWebページを確認・操作できるClaude in Chromeです。
作業をいきなり編集から始めず、次の順番に分けました。
- Search Consoleで未登録URLを確認する
- URL検査とライブテストで技術的な問題を調べる
- 既存の内部リンクとカテゴリーを調べる
- 追加すべきリンクを選ぶ
- WordPress編集画面で変更を準備する
- 既存本文との差分を確認する
- 保存後に公開ページで確認する
特に重要だったのは、調査段階では一切変更しないという指示です。
Search Consoleで「登録されていない」という結果が出ても、原因を確認する前にWordPressの設定を変えないようにしました。
3. 実際の操作:内部リンクを3本追加した
今回選んだリンクは次の3本です。
- ChatGPTでWordPress記事を作成・公開した検証記事 → AI×ブログ実践フロー
- WordPress初期設定の記事 → 在宅ワーク環境
- ConoHa WING設定の記事 → 在宅ワーク環境
単にリンク数を増やすのではなく、読者が次に読みたいと思える場所を選びました。
例えば、WordPress初期設定の記事には、次の案内文を追加しました。
「あわせて、作業環境(回線・PC周り)を整えたい方は『在宅ワーク環境の整え方』もご覧ください。」
作業前には、既存記事のタイトル、本文、リンク、カテゴリー、公開日時などを確認しました。
そして、新しい段落以外は変更しない条件で編集を進めました。
4. 結果:3記事とも更新できた
最初の記事は、編集画面で追加段落を確認してから更新しました。
保存後に公開ページを開き、追加したリンクを実際にクリックして、正しいページへ移動できることを確認しました。
ところが、次の記事に進もうとした際、ブラウザの編集タブが応答しなくなりました。
スクリーンショットの取得やページの読み取りも失敗したため、作業を停止しました。
この時点で無理に更新操作を繰り返さず、公開ページを確認しました。残り2記事は未変更であることが分かりました。
その後、編集画面を開き直して作業を再開しました。
最終的には、3記事すべてで追加段落の保存が完了しました。作業報告では、公開ページでのリンク表示・遷移・レイアウト確認に加え、保存されたHTMLの照合も完了しています。
さらに、未登録だった2記事についてSearch Consoleでインデックス登録リクエストを行い、各1回ずつ受け付けられました。
ただし、Googleへの登録が完了したことや、検索流入が増えたことまでは確認できていません。
5. 失敗・限界:編集画面で正しく見えても安心できない
今回、特に注意が必要だったのはWordPressの編集状態です。
作業報告では、Gutenberg内のクラシックブロックで、表示中の内容と保存に使われる内部状態が一致しないケースが検出されました。
そのまま保存すると、既存段落のHTMLタグが意図せず変わるおそれがありました。
また、別の記事では、編集画面がHTMLを解析し直した際に、元の本文にはなかった改行タグが追加されるケースも確認されました。
そこで、公開済みの記事のHTMLを基準にして、新しい段落だけを追加する方法へ切り替えました。
保存前に複数の編集状態を照合し、保存後にも取得したHTMLを確認しました。
この確認は、すべてのWordPress環境で必要になるという意味ではありません。今回の環境で実際に発生した問題への対応です。
もう一つ分かったのは、ブラウザ操作が失敗したときに、何度も同じ操作を繰り返さないことの重要性です。
保存できたか分からない場合は、まず公開ページを確認する。編集タブが応答しなければ、新しく開き直す。
こうした手順を守ることで、今回の作業は最後まで進められました。
6. 読者が再現する手順
自分のWordPressサイトでも試すなら、次の手順がおすすめです。
手順1:対象記事を決める
Search Consoleなどで改善したい記事を確認します。ただし、インデックス未登録だけを理由に、すぐ本文を変更する必要はありません。
手順2:リンク先を選ぶ
記事の内容と関係があり、読者にとって役立つページを選びます。既存のリンクと重複していないか確認します。
手順3:AIには調査だけを指示する
最初は「変更しないで、追加候補と理由を報告してください」と依頼します。
手順4:編集する前に元の内容を保存する
バックアップやリビジョンを確認し、既存本文を復元できる状態にします。
手順5:変更箇所を限定する
「指定した段落とリンクだけ追加し、それ以外は変更しない」と指示します。
手順6:保存前に差分を確認する
本文、リンク、画像、広告、カテゴリー、公開日時などに意図しない変更がないか確認します。
手順7:1記事ずつ更新する
複数の記事を未保存のまま開き続けず、1記事の保存と公開確認が終わってから次へ進みます。
手順8:公開ページで検証する
リンクをクリックして正しいページへ移動できるか確認します。可能なら保存後のHTMLも照合します。
まとめ
今回、Claude in Chromeを使って、WordPressの内部リンク3本を追加できました。
一方で、編集タブの応答停止や、保存前のHTMLの不一致も経験しました。
AIを使えば、調査から編集まで多くの作業を進められます。ただし、「編集できた」と「正しく保存できた」は別です。
公開済みの記事を変更するときほど、保存前の差分確認と保存後の公開ページ確認を省かない方がよいと感じました。
今後は、追加した内部リンク先の記事がGoogleに登録されるか、Search Consoleで引き続き確認していきます。
※この記事は実際の操作記録を基に作成しています。すべてのWordPress環境で同じ結果になることを保証するものではありません。
この検証は、noteでは体験談として、YouTubeでは約35秒のShortsとしても公開しています。

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